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デューレン(Duren)
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マース>
ルール
 午前中アーヘン工科大学に赴き、ルーベ教授の研究室での研究を見学する。そこではもっぱら川の話よりも露天掘りの話が多かったような気がする。地下水のシミュレーションの件を主に聞いた。露天掘りが多いルール炭田では、炭坑の開削後地下水位に変動が生じ、宅地や農地の陥没が起きることから、地下水のシュミレーションは重要な課題らしい。

 大学訪問後昼食をとり、アーヘンから30Kmほど離れたルール川へと向かう。デューレンの近くの川岸に降り立った。落差工を2箇所廻った。いずれも直立型の落差工は斜路工へと改修され、落差の下流側は白波が立っている。

 上流側で見た落差工の施工地では旧川が復元されリザーバーとして水面を見せていた。川の岸はサイクリングロードとして利用され、サイクリングロードと旧川の間にはブッシュが植栽されて野生生物たちとのバッファを形づくっている。

 どんよりとした空模様の中、上空では飛行機の音がにぎやかだ。肉眼でも背中にレーダードームを背負っているのがわかる。早期警戒機E-2Cだろうか。このころはすでにベルリンの壁は消滅したとはいえ、この辺はまだNATOの最前線近くである。昨夜ルーベ教授の家で見たロシアによる日本海への核投棄のニュースが生々しく感じられた。

 

  

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