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「小論文添削講座」第5回 課題 老後について

「老後について」

提出原稿
添削の留意点

 何歳から老後というのだろうか?

 広辞苑によれば、老後とは「年とってのち」とある。用例に「老後の楽しみ」とあるから、「稼ぎ」を気にしなくても良くなるころと解釈できるかもしれない。

 そう考えると、私にはなかなか老後が訪れない可能性がある。定年退職がない自営業だからである。当然退職金はなく、年齢的には年金削減の煽りも受け、ハッピーリタイアには程遠いと予測される。

 それでも老後は迎えなければならない。いつまでも社会の一線で働き続ける気力も、体力もなくなるのだから。経済的に豊かな老後を迎える準備は難しそうだ。しかし、精神的に豊かな老後を迎えるための準備ならばできそうな気がする。

 社会が機能していくためには、金銭での評価は小さくても「気働き」が必要である。目立たず、しかし不可欠な潤滑油のような存在。それを私が目指す「老後の楽しみ」としよう。

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○欠点がないのが欠点、という妙なほめことばをいただいたが、自己主張が足りないとのこと。

○前置きが長すぎて、「気働き」や「豊かな老後」の説明ができていない。

06/08/28

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