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2004年05月09日
■厚田三題■
 札幌のサクラ開花宣言からもう一週間も経つし、そろそろ見頃かなと思い、厚田村望来は戸田記念墓地公園に出かける。天気予報はバッチリ晴れマークだし、朝はちょっと肌寒かったが、いいお花見日和と家を出た。

 まず予報に違い、花曇り。う〜ん。さらに公園入口ではちょっとした渋滞だったが、帰ってくる車も多い。何でも今年から火気厳禁とか。そうか、ジンギスカンができないからみんな帰ってくるんだ、なってノー天気に考えて公園の中に向かう。さにあらず。ソメイヨシノの花芽は今にも咲かんばかりに赤く膨らんでいたが、ほとんど咲いていない。なるほど納得。私たちも車で墓園の中を一周して厚田に向かう。

 次のお目当ては、朝市。最近新聞やテレビなどで取り上げられ、結構賑わっているとか。もう11時近くについたけれど、「朝市」。さすがに品数は少なくなっているようだが、港にはひっきりなしに車が入ってくる。
 覗いてみると、マガレイ・宗八・タコ・ニシン・アブラコ・ホッケなどなど。売り子は厚田の漁師の人たちだから、函館の朝市のようにプロらしい声掛けはしないけれど、それなりのにぎわいがある。どことなくみんな楽しそうにお客さんと接している。一山500円だの、1000円だのと数匹から十数匹単位で売られているのだが、我が家は中年夫婦と年寄り一人。買っていってもそんなに食べられるはずはなく、お願いして一匹・二匹と売ってもらう。今回は、ニシン一本にアブラコ三本。みそ汁の具にちょうど良さそうなホタテもあったのだが、一袋では多すぎると却下。それに出汁は、尿酸値によくないとのこと。ん〜、残念。
 朝市近くの豆腐屋さんにも寄ったのだが、すでに売り切れとのこと。豆腐ねらいの時にはもっと早く出てこなくっちゃないんだね。

 帰り道は、望来で浜道に出る。遠目に見える風車が気になったのもあって、ちょいと近道。春耕を終えた畑の向こうに二基の風車が立っている。今日はべた凪のようでほとんど回っていない。でも、これで発電された電気はどこに行っているのかなぁ…。

 昼食は佐藤水産のサーモンファクトリーへ。ここで念願の「豆腐」を買うことができた。それにしても人気で、お一人様一丁だけでした。

↑ 咲いていたら見事だったろうに…
↑ 朝市と大物アンコウ
↑ 春耕を終えたばかりの畑にスクと伸びる風車
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