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2003年10月30日
■秋終演間近■
 ひと雨ごとに、黄葉がたたき落とされていくように散っていく。昨日降っていた大粒の雨の後、森に入ってみると多くの広葉樹の葉はすでに落ち、冬枯れの気配を思わせる。もうすぐ初雪なのだろう、カラマツは黄金色に輝いている。

 足下に目をやると、赤い実が目についた。コウライテンナンショウだ。ササ原のところどころにはツルニンジンの赤い実も…。

 もうじき白一色に染められる。滑る道が怖い、など不便はいろいろあるけれど、それはそれできてもらわないと落ち着かなくて困る季節でもある。 

 すでに札幌の初雪の平年日を過ぎている。今年は暖かい秋だったのだろうか。しかし、もう2週間もすれば気ぜわしく冬タイヤの交換に走ることになるだろう。

 「森林と市民を結ぶ全国の集い 北海道2003」まで、あと2日。明日は終日その準備。何とも仕事の手につかない毎日が続く。

↑ カラマツの輝き(滝野公園)
↑ コウライテンナンショウ(滝野公園)
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